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【ニュース・博識甲子園体験記#2】「ニュースならいけるかも」と参加 クイズに対する姿勢が変わった〜仙台第二・鄭くん〜

2019/06/13 blog

7月15日、全国の高校生を対象にした「第2回ニュース・博識甲子園」の予選が全国で開催されます。日本クイズ協会には全国の高校から続々と参加申し込みが届いています。第2回大会の開催を前に、「第1回ニュース・博識甲子園」の参加校から寄せられた体験記をお届けします。

 

2回目は全国大会で5位に輝いた仙台第二高校・鄭チーム(鄭・両方・川嶋)の鄭くんです。

 

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予選

私がニュース・博識甲子園に出場したのはクイ研の他の部員からの誘いがあったからでした。最初はほとんど興味がなかったのですが、ニュースという単語を見て、ニュースだったらよく見てるからいい感じのところまでいけるかもと思い、参加することにしました。

 

予選では、東北会場には3チームしか出場しておらず、やはり第1回とだけあって参加人数は少ないのかと思っていましたが、のちに全国の会場を含めた参加人数(103チーム316名)を聞いて大会規模の大きさに驚きました。

 

予選問題は様々なジャンルから出題され、一般常識を問うものから専門性、時事性を問う問題など幅広く出題されたと感じました。

 

私はクイズがあまり強くないので、ペーパーの手応えは最悪で、全国に行けるはずがないと思っていましたが、他の2人に助けられ、全国大会の切符を掴むことができました。

 

全国大会

全国大会出場が決まった時はもちろんうれしかったのですが、それよりもチームの足を引っ張ることがなくてよかったとホッとしていました。東京に交通費・宿泊費がタダで行けるのはうれしかったです。(笑)

 

 

全国大会ではただただ周りのレベルの高さに驚かされるばかりでした。知識の深さや押しの早さ、特にパラレルの早さには東北の例会ではなかなか見ることのできない早さだったのが印象的でした。また、数多くのファインプレーもあり、見応え十分の大会で特に決勝の最後の問題で正解したほうが優勝するという場面では鳥肌が立ったのを今でも鮮明に覚えています。

 

 

大会を終えた後、激闘を共にした皆さんと連絡先を交換したりと、交流が盛んに行われたのも楽しかったです。特に去年優勝された森田さんとは仙台にお越しいただいて、共にクイズをしたり、食事をしたりとこの大会がきっかけで仲良くさせていただきました。この大会によって私のクイズに対する姿勢も変わり、また来年もこの大会に出たいと思うようにもなりました。何気無くエントリーしたこの大会に、今では感謝の気持ちしかありません。

 

最後に

今年エントリーする高校生へのアドバイスとしては、まずはテレビ、新聞、ラジオ、などで情報をたくさん取り入れることだと思います。この3つのメディアは出来事の流れ、原因を詳しく、わかりやすく解説していることが多いので知識が頭に入りやすくなると思います。

 

あとはクイズを楽しむことが大事だと思います。

 

(仙台第二高校・鄭)

 

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第2回ニュース・博識甲子園の参加申し込み締め切りは6月30日。エントリーはこちらからどうぞ。

 

写真=いずれも日本クイズ協会

 

クイズ大会参加者の体験記はこちら

▼高校生向け:ニュース・博識甲子園体験記
#1 望外の結果から全国6位に 本気でクイズに向き合った(慶應義塾・高野くん)
#2 「ニュースならいけるかも」と参加 クイズに対する姿勢が変わった(仙台第二・鄭くん)
#3 「ただのクイズ好き」から「強豪たちを破った男」に(仙台第二・川嶋くん)
#4 強豪校とクイズできることが何よりの喜び(川越・尾崎くん)
#5 カメラ気にせず一心不乱に。クイズに没頭する夏を(旭丘・木下くん)
#6 競技クイズ人生初の大舞台 校内外にクイ研の活動知ってもらえた(松本深志・富取くん)
#7 全国の高校から刺激受け、チームで大会中にも成長(栄東・安達くん)
#8 今年は僕がチームを引っ張って連覇を(栄東・佐藤くん)
#9 後輩2人のナイスフォローに助けられ優勝。今年は学生スタッフとして恩返し(栄東・森田くん)

 

▼社会人向け:JQSグランプリ体験記
#1 一般常識だけでも手練のクイズプレイヤーと戦える
#2 女性が得意なトレンド問題にチャンスあり
#3 遠方の人も参加しやすいクイズ大会