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【「第5回ニュース・博識甲子園」体験記#1】一緒にクイズをやってきた後輩と出場した最後の大会、そして新たな出会い〜東大寺・松崎くん〜

2023/07/07 blog

こんにちは。京都大学法学部1回生の松﨑颯樹です。昨年、東大寺学園に在籍していた最後の年に、後輩2人(現高3の五島くんと高2の村瀬くん)と共に「第5回ニュース・博識甲子園」に出場し、5代目のチャンピオンという栄誉に輝きました。

 

高校生時代にはいくつかのチーム戦に出たことはありましたが、自分が長年一緒にクイズをしていた後輩2人と出場できること、自分にとって受験前最後の大会だと位置付けていたため、この大会には格別の思いを持って臨んだことを今でも覚えています。

 

準々決勝は、3人がそれぞれ異なる形式のクイズに挑戦しました。自分自身はヒント制ボードクイズに出場しました。「他の人よりも早いタイミングで答えて差を付けよう」と思っていましたが、実際に思惑が上手くいきました。自分がよく覚えているのは、五島くんが持ち前の日本史知識なども活かし、多答クイズで他校チームに差をつけた姿でした。

 

準決勝は、3校のうち2校が勝ち上がる7ポイント先取の読み上げボードクイズでした。自分自身が受験のため、クイズの第一線から離れており、時事的要素の強い問題に関しては他の2校に差をつけられると思いましたが、頼もしい後輩2人が難なく補ってくれました。

 

決勝は、かなり難しい問題が並ぶ早押しのルールでした。対戦校の開成は非常に強いチームでしたが、「ここで力を発揮して、チームを優勝に導き、自分自身の中高6年間のクイズをいい形で締めくくりたい」という思いもあって、挫けることなく目の前の一問一問に取り組み、優勝を掴み取ることができました。

 

初めの方にも書きましたが、自分が長年一緒にクイズをやってきた後輩と最後に一緒に優勝できたこと、一緒に移動したり泊まったりご飯を食べたりしたことの楽しさが何よりも思い出に残っています。皆さんも、是非チームで「ニュース博識・甲子園」に参加して、沢山の思い出を作ってください。

 

追記:この大会で一緒に決勝に進み、そこではじめて出会った名古屋大学附属高校の中島くんは、今春京都大学クイズサークル・Mutiusで再会することができ、今では多くの時間で一緒にクイズをする仲間になりました。そのような縁が芽生えるきっかけになった大会でもありました。