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JQSグランプリシリーズお知らせ

『JQSグランプリシリーズ 3rd season ファイナル』開催とYouTubeでの配信のお知らせ

一般社団法人日本クイズ協会は、『JQSグランプリシリーズ 3rd season ファイナル』(協賛:まいにちクイズボックス byGMO)を、2022年1月8日(土)に無観客で開催いたしました。

 

ランキング7位だった仲西知憲さん(福岡県)の出場辞退により、ランキング11位の坂本茂樹さん(愛知県)が繰り上がりで出場権を獲得。司会進行は『ニュース・博識甲子園』に続きクイズ作家の日高大介さんが担当。さらにQuizKnockのこうちゃんがスペシャルゲストコメンテーターとして戦いを見守りました。この模様は1月末よりYouTubeの日本クイズ協会チャンネルにて順次配信される予定です。

素晴らしい戦いを繰り広げた出場者の皆様、運営・撮影にご協力いただいた皆様、たくさんの方々に厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

 

 

司会・日髙大介

第1回、第2回に引き続き、またこの『JQSグランプリシリーズ・ファイナル』の司会を務めさせていただくことになりました。
この『グランプリファイナル』は毎年10名のファイナリストが「クイズ王」のタイトルを賭けて雌雄を決します。今年もクイズのプレイングスタイルが十人十色でとても面白いです。こうしたメンバーが集まれる場所が年に1回あるのは素敵なことですね。
個人的には同期の石川貞雄さんと松本祐輔さんがどんなクイズを見せてくれるのか、そして前回、前々回とベスト4の奥畑薫さんが初のファイナル進出なるか、というところが注目です。
こうちゃんとは、クイズ番組などで、解答者側と出題者側みたいな形で現場をご一緒することもあるんですが、今回は2人で進行側で大会にかかわるというのは新鮮でしたね。僕がポンコツでルール説明を忘れてしまったりする時に、こうちゃんがアシストしてくれたりして、本当に頼りになりました(笑)。一緒の司会進行はとにかく楽しかったです。
果たして、第3代チャンピオンは誰になるのか。ぜひ配信でご覧ください!

 

ゲストコメンテーター こうちゃん(QuizKnock)

この『JQSグランプリシリーズ』は、日本のクイズ界の最高峰の大会ですね。まず9カ月かけて予選を行って、勝ち上がったメンバーがこの『グランプリファイナル』に集まってますから、本当に価値のあるタイトルだと思います。顔ぶれも、普段いろんな大会で優勝したりと、トップで活躍されている選手ばかりですからね。本当に想像もつかないような戦いになるんじゃないでしょうか。個人的に注目したいのはランキング11位の坂本さんですね。高校の歴史の先生をされているということで、実は僕も社会の教員免許を持っているんですよ。だから応援したくなりますね。
日高さんはクイズ作家としてもクイズプレーヤーとしても私の憧れです。今回は一緒に仕事できて本当に嬉しかったです! いいコンビだったかなと自分で思うので(笑)、ぜひ配信を楽しみにしてください!

 

 

ランキング1位 「競技クイズ界最強の男」徳久倫康

『グランプリファイナル』は予選を勝ち抜いた人だけが出られる特別な場。出題される問題も「あなたはここまで答えられますか?」と試されているような踏み込んだ内容が問われます。前回は準決勝で負けてしまったので、最後までクイズができずに、とても悔しい思いをしました。今回は最後まで残りたいのはもちろんですが、それだけでなく観ていて面白い勝負を提供できるようにがんばりたいなと思っています。

 

 

 

ランキング2位 「浪速のクイズ女王」奥畑薫

大阪に住んでいる私にとって、全国の強豪とオンラインで競えるこのシリーズは本当に貴重で、クイズでトップレベルを維持するモチベーションになっていますね。コロナ禍でいろいろなところに出かけることはできなくても、これまで興味がなかったことにも触れるようにして、いつまでも好奇心や驚きを忘れないことで、自分の中でのクイズの熱意を絶やすことなく過ごせたと思います。この大会では2回連続、準決勝の早押しボードで負けているんですが、知識量というよりは「どこで押すか」というメンタルの部分で負けていたのかなと自分では分析してます。

 

 

 

ランキング3位 「ゴッド・オブ・クイズ」渡辺匠

この1年間は毎月300問の自作問題を作るというノルマを自分に課して、『マエストロカップ』というオンラインの大会を6回ほど開催することで知識を定着させてきました。その甲斐あってか、ランキング3位と過去最高の成績で3度目のファイナル進出を達成できました。「ハレ」と「ケ」に例えると、この大会は1年間クイズをしてきた集大成の「ハレ」の場だと思っていますので、最高に気合が入っています。

 

 

 

ランキング4位 「Mr.インスピレーション」大森孝宏

クイズを30年近くやってきて、自分の中ではキャリアハイを維持できている実感があります。この『JQSグランプリ』には、仕事や子育てが落ちついた40~50代からクイズを始める人もいます。私ももう48歳ですので忘却との戦いですけど、クイズは他のスポーツと比べても、そこまで年齢とは関係しないというのを証明したいんですよ。あと、焦りは禁物。間違いや他人の押しを引きずらないように「いかにメンタルをコントロールするか」ですね。

 

 

 

ランキング5位 「愛知のマッスルポエマー」石川貞雄

『グランプリファイナル』は予選リーグに比べて問題の難易度が高いんですが、僕にとってはこちらの方がちょうどよい難易度で、解いていてとても楽しいです。特にこの2年はコロナ禍でオフラインのクイズがなかったので、この大会をずっと目標にしてきました。私事なんですが、昨年11月に2人目の娘が生まれまして、数年クイズを休むことになりました。今日は最後の檜舞台ですので、ディフェンディングチャンピオンとして、子供に恥ずかしくないところを見せたいと思っています。

 

 

 

ランキング6位 「令和のクイズドクター」小野拓哉

僕は開成高校でクイズをやっていたんですけど、大学では4年ほどクイズは休止していたんです。復帰してからは主に短文が中心ですが、『JQSグランプリ』にも第2シーズンから参加させてもらっています。ベテランの方々は僕が全く知らない問題を答えられますし、早押しのスピードも決して遅いわけじゃない。そんな中で、予選6位で予選リーグを戦えたので、すごく刺激を受けました。

 

 

 

ランキング8位 「クイズ界の夫婦善哉」熊谷覚

普段は妻と一緒にクイズ番組を見たり、クイズの話題を話したりしています。私は運動オンチなのでスポーツをするのは苦手なんですけど、クイズはトッププレイヤーの人と、スポーツで味わえるようなバチバチの真剣勝負が味わえるというのがすごく楽しいですね。ただ、のめり込み過ぎて、ご飯の時間中に「みんはや」で遊んだりしないように気を付けています。

 

 

 

ランキング9位 「孤高のクイズ求道者」久保隆二

『JQSグランプリ』は一筋縄ではいかない大会ですよね。問題集を覚えれば勝てるわけでもないし、時事もチェックしていないといけないし、何よりメンツも厳しい。今の若い世代にはないかもしれないけど、『ウルトラクイズ』をはじめ、日本一のタイトルをめざしてクイズを始めた身からすると、「日本一」という称号には憧れがある。だからこそ、この大会にこだわり続けていきたいですね。死ぬまで「最強」を目指して。

 

 

 

ランキング10位 「変幻自在のオールラウンダー」松本裕輔

私の場合は、クイズに答える以上に、問題を作る方が楽しいんです。自作で何でも問題にするので、得意な傾向もないんですよ。『グランプリファイナル』は2年ぶりですが、戦略も特にないです。ただ、他のメンバーは、この大会の問題に合う顔ぶれがしっかり勝ち上がってきてるので、なかなか手ごわいですね。

 

 

 

ランキング11位 「グレートクイズティーチャー」坂本茂樹

この大会はParaviで配信されていた第1回から見ていました。私は教員として歴史を教えているんですが、この大会では私が普段の授業で豆知識として生徒に話したような内容がクイズとして出題されるんですよね。それがとても面白くて、自分も参加してみたいと思って、今シーズンからエントリーしました。私はクイズをはじめてまだ4年なんですが、今回ご縁があってグランプリファイナルに出場する夢が叶いました。生徒ももちろんですが、名古屋で一緒にサークルをやっているクイズ仲間にぜひ観てほしいですね。

 

 

(写真=日本クイズ協会)